なぜ”腸活”と出会ったか① 生理とメンタルの壁

ダイエット

止まらない不調。重たい生理と情緒不安定に振り回された日々

自己紹介の記事でも書かせていただきましたが、私は初潮を迎えてからずっと「生理が重い」のが当たり前でした。
出血量も多く、夜用のナプキンやタンポンをを1時間おきに替えなければならない日もありました。
動くだけでズキンと響くような下腹部の痛み。
月に数日間は、予定も気持ちもすべて生理に支配されてしまう生活でした。

さらに辛かったのは、強いPMS(生理前症候群)による情緒不安定。

少しのことで涙が出たり、イライラを抑えられなかったり。
一番つらかったのは「不眠」と「希死念慮」。
眠れない不安で朝まで数を数えて耐えたことも、両手ではたない程ありました。
自分でもコントロールできない心の揺れに、振り回される日々が続きました。

小さいころから「人様の役に立つ」仕事をしたい

と思っていましたが、
実際の進路を決める際にはそれに加えて、
「コントロールできない自分の原因を医学的に知れば、根本的な解決方法が見つかるのでは?」
と思って医療系を志したのも実は理由としてありました。

大学受験を来年に控えた、高校2年生の冬。

3年生になる前に生理を少しでも軽減したくて、低用量ピルを処方してもらいに産婦人科に行きました。
血液検査と超音波検査だけで帰る予定だったのに、「MRIの予約を取って今日中に検査施設に行くように。」と言われました。
結果は右の卵巣嚢腫
良性腫瘍でしたが「大きくなると卵巣捻転して卵巣が壊死するかもしれないから、手術適応の大きさになったら摘出しましょう。」と言われました。

なんとか就職して、仕事をしていても…

「今は大事な場面なのに」「患者さんの前で笑顔でいたいのに」と思っても、体と心がついてこない。
患者さんを移乗させるときにお腹に痛みが走ると、「なんで私だけ。」とネガティブに走り始めます。
自分を責めてしまうことも多かったです。

病院勤務中、ちょうどコロナ対応で現場が混乱し、過労やストレスがピークに達していた頃は、ついに適応障害になりかけました。
「心も体もボロボロ。でも辞めることはできない」。
資格を取ってこの仕事を選んだからこそ、簡単に投げ出すこともできず、葛藤の中でもがいていました。

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